B.ランガー堅首 連覇狙うK.ペリー単独2位浮上!
2014年6月29日(日)午前9:58
シニア界きっての実力者が順当に優勝戦線を引っ張る展開となった。
米チャンピオンズツアーのメジャー第3戦 コンステレーション・シニアプレーヤーズ選手権は現地時間28日、ペンシルベニア州フォックスチャペルGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日ポールポジション(単独トップ)をゲットしたベルンハルト・ランガー(独)が6バーディ、2ボギーの4アンダー66にまとめ、通算15アンダーまでスコアを伸ばして単独首位の座をがっちりとキープした。
「スコアは気にしない。目の前のショットに全力を尽くすだけ」と目下賞金レース&チャールズ・シュワブカップポイントレースともにリードするランガーは言うが、この日は出だしの1番でいきなりボギー、5番でもボギーを叩くなど苦しい滑り出し。しかし「絶対に諦めない」と豪語するタフな男だけのことはある。6番、7番連続バーディで悪い流れを断ち切ると、後半4つのバーディを追加しリーダーボードの最上段を守り切った。
しかし初日出遅れながら2日目に盛り返した昨年の今大会覇者ケニー・ペリー(米)も黙っていない。スタートホールでバーディ、続く2番でイーグルを奪って勢いに乗ると、途中ボギーも3つ叩いたが、1イーグル、6バーディをマークし5アンダー65。通算12アンダーでランガーに3打差に迫る単独2位に浮上し連覇に望みをつないだ。
通算11アンダー3位タイにラス・コクラン(米)、ジョー・デュラント(米)、ビル・グラッソン(米)の面々が続き、この日6アンダー64をマークしたジェフ・スルーマン(米)が通算10アンダーで前日の20位タイから単独6位にジャンプアップしている。
ツアー屈指の実力を誇るランガーとペリーが直接対決する最終日。果たしてどんな結末が待っているのだろうか?