B.ランガー、ポールポジション浮上! K.ペリー猛追開始
2014年6月28日(土)午前9:51
目下、米チャンピオンズツアー最強のベルンハルト・ランガー(独)がポールポジションをゲットした。
同ツアーのメジャー第3戦 コンステレーション・シニアプレーヤーズ選手権は現地時間27日、ペンシルベニア州フォックスチャペルGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日4位タイの好発進を切ったランガーが1イーグル、5バーディ、1ボギーの6アンダー64をマーク。通算11アンダーまでスコアを伸ばし単独トップに躍り出た。
2打差の2位タイにダグ・ガーウッド(米)とビル・グラッソン(米)がつけ、通算8アンダー4位タイにマイケル・アレン(米)、ジョー・デュラント(米)、マーク・マクナルティ(アイルランド)ら。
また初日40位タイと出遅れたディフェンディング・チャンピオンのケニー・ペリー(米)がノーボギーの7アンダー63の猛チャージで通算7アンダー8位タイにジャンプアップ。連覇を狙えるポジションを確保した。
安泰に見えるランガーだが、この日あるアクシデントに見舞われた。最終ホールでティーショットを打った直後、ドライバーが折れてヘッドが落ちる珍事が起きたのだ。「何がどうなってヘッドが落ちたのかわからないけれど、ネジが壊れたのなら処置をしてもらうし、それで直らなければ明日は予備のドライバーを使うことになる」とランガー。
単独トップに浮上したころに関しては「スコアはまったく気にしていなかった。(同組の)ペリーも良いゴルフをしていたし、とにかく目の前のショットに最善を尽くして1つでも多くのバーディを獲りたいと思った結果の首位。週末もこのスタンスを貫く」と無欲の奪首を強調した。どこを探しても穴のないプレーに周囲は「ランガーが走ったら勝ち目はない」と早くも白旗状態だ。
尚、今大会に日本勢は出場していない。