第69回 全米女子オープンでメジャー自己ベストの7位タイに入った横峯さくらが、米国時間23日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で39位に浮上した。決勝ラウンドに入って粘り強いゴルフを見せ、好成績を出した横峯は前週の45位から6ランクアップ。帰国後のシーズン後半戦に更なる期待がかかる。

　同大会で待望のメジャー初優勝を飾ったミッシェル・ウィー（米）が同ランク11位から7位に躍進。元祖・天才少女はいよいよ頂点に向かって歩き出している。

　ステイシー・ルイス（米）は惜しいところでウィーに敗れ2位に終わったが、同ランクNo.1の座をしっかりキープ。プロデビュー戦の全米女子オープンで単独3位と大健闘したステファニー・メドウ（北アイルランド）は同ランク601位から506人をゴボウ抜きして95位となっている。

　同大会4位のエイミー・ヤン（韓）は同ランク20位から15位に浮上、5位タイの2人はリュウ・ソヨン（韓）がウィーのランクアップの影響で8位から9位に後退したものの、ミーナ・リー（韓）は同ランク49位から40位に順位を上げている。森田理香子が全米女子オープン35位タイで1ランクダウンの同43位、予選落ちの宮里美香が4ランクダウンして45位、やはり予選落ちの宮里藍が48位から50位へと順位を落とした。

　また、セクショナル・クォリファイ（最終予選）から全米女子オープンに出場し、予選を通過して68位と奮闘した16歳アマチュア橋本千里（ルネサンス豊田高1年）は693位へと入っている。

　一方、国内女子ツアーのニチレイレディスを制した申智愛（韓）が同ランク29位から28位にランクアップ。2位タイの2人は藤田光里が236位から172位に、葭葉ルミが296位から211位へとそれぞれ躍進した。

　ルイス以下の上位陣は、同ランク2位インビー・パーク（韓）、3位リディア・コ（ニュージーランド）、4位スーザン・ピーターセン（ノルウェー）と変わっていない。