シニアツアーで活躍するジェイ・ハース(米）の息子、ビル・ハース（米）が米国時間4日発表の最新世界ランキングで89位から64位へと大きく順位を上げた。米男子ツアーのフォールシリーズ初戦、バイキング・クラシックで今季2勝目を挙げたハースは、トッププレーヤーたちがライダーカップに専念している間に大きく躍進。実績を数字にかえている。

　1位タイガー・ウッズ（米）に変わりはないが、前週まで2位につけていたフィル・ミケルソン（米）がリー・ウェストウッド（英）に抜かれ3位に後退。今シーズン、タイガーを抜き自身初の世界ランクNo.1の座につくチャンスが何度もあったミケルソンだが、それを逃し続けているうちに3位へと転落してしまった。

　日本勢では、石川遼52位、池田勇太58位といずれも前週までと変動なし。国内男子ツアーのコカコーラ東海クラシックで初優勝を飾った松村道央が300位圏外から213位へと順位を上げている。