米女子ツアーのキア・クラシックが現地時間26日、カリフォルニア州のパークハイアット・アビアラGCを舞台に開幕。ロレックスランキング（女子世界ランキング）のトップ10全員を含む、上位50選手中42選手が出場予定とハイレベルな戦いが繰り広げられる。

　今年のLPGAを席巻しているのはなんといっても韓国勢。キム・ヒョージュが前戦のJTBCファウンダーズ・カップを制し、韓国の選手が6試合で5勝目をマーク。韓国人以外ではリディア・コ（ニュージーランド）も1勝しているが、彼女も生まれはソウル。韓国企業がスポンサーするこの大会で、またしても韓国勢が優勝し“パーフェクト”を続けるのだろうか。

　韓国勢の前に立ちはだかるのは、前回優勝者のアンナ・ノルドクビスト（スウェーデン）。これまでは前年に優勝した大会が移転することが多かったが、今年は昨年と同じコース。現在もトップ10入りが2試合続き、好調だ。また、世界ランク3位ステイシー・ルイス（米）も今季2回目の2位（タイ含む）に入り、次こそ優勝と気を吐いている。

　さらに、ルーキーの活躍も目立っている。ヒョージュとキム・セイヨン（韓）はすでにツアー優勝を経験し、アリヤ・ジュタヌガーン（タイ）も優勝争いに絡んでいる。

　日本からは先週に続き、宮里藍、宮里美香、横峯さくら、野村敏京、上原彩子の5人が出場。藍は2012年大会で5位タイを記録。JTBCファウンダーズ・カップではプロ初のエースを記録マークし、最終日に追い上げる良い形で終えただけに、その勢いをつなげたい。

Copyright (C) STATS LLC. All Rights Reserved.
Copyright (C) International Sports Marketing Co.,Ltd. All rights reserved.