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　米女子ツアー今季メジャー第2戦、KPMG女子PGA選手権が現地時間11日に開幕。昨年のモンローGCから同じニューヨーク州のウエストチェスターCCに舞台を移して4日間の激闘が繰り広げられる。

　今年からスポンサーがKPMGへとかわり、PGA・オブ・アメリカの運営となるこの大会。賞金総額は昨年の225万ドル（約2億8,000万円）から350万ドル（約4億4,000万円）に増額となり、チャンピオンには優勝トロフィに加え、ANAインスピレーション、全米女子オープン、全英リコー女子オープン、エビアン選手権の5年間の出場権も与えられる。

　最大の注目は、1977年樋口久子以来のメジャー制覇に挑む日本勢。横峯さくら、宮里美香、上原彩子、野村敏京の4人が38年ぶりの快挙に挑戦する。なかでも横峯は米ツアー参戦1年目の今季、出だしこそ3戦連続の予選落ちを喫したが、3月のキア・クラシックで8位タイに入ると、4月のスインギング・スカートLPGAクラシックでも11位タイに食い込んだ。強豪集うビッグトーナメントでの優勝争いに期待したい。

　日本勢以外では、世界ランキング2位のインビー・パーク（韓）が3連覇を、若き女王リディア・コ（ニュージーランド）はメジャー初制覇をかけて参戦。このほか、世界ランク3位のステイシー・ルイス（米）、前週のマニュライフLPGAクラシックでツアー通算15勝目を挙げたスーザン・ピーターセン（ノルウェー）、2012年大会覇者フォン・シャンシャン（中）らも出場し大会を盛り上げる。

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