米男子ツアーのヒューマナ・チャレンジ、第2ラウンドが現地時間23日、カリフォルニア州のPGAウエスト・パーマーC（PP）、PGAウエスト・ニクラウスC（NP）、ラキンタCC（LQ）の3会場で行われた。日本勢で唯一の出場となった石川遼は、ラキンタCCを「69」でラウンド。通算4アンダーまでスコアを伸ばし、初日の89位タイから75位タイに順位を上げた。

　10番スタートの石川はいきなりボギースタートだったが、続く11番でバーディをマーク。18番でもバーディを奪って折り返すと、後半は1番、5番と6番で連続バーディを奪い、5バーディ、2ボギーにスコアをまとめた。前日と同じ5バーディだったものの、ボギーは2つと安定したプレーを披露。予選突破がかかる3日目は、どこまで順位を上げられるか注目したい。

【動画】石川遼ヒュマナ2日目、18H・1Hと連続バーディ！

　一方、7位タイで出たマット・クーチャー（米）が、通算15アンダーでトーナメントをリード。ニクラウスCの最初の7ホールで5バーディを奪う圧巻の出だしで、1イーグル、7バーディ、1ボギーの8アンダー64を記録した。

　また、首位で出たマイケル・パットナム（米／PP）は、5アンダー67でホールアウト。ビル・ハース（米／LQ）と並ぶ通算14アンダー2位タイに後退した。

　昨年王者パトリック・リード（米／NP）は、首位と6打差の9アンダー22位タイ。フィル・ミケルソン（米）はニクラウスCのバックナインを5連続バーディで締め、「66」をマーク。初日は石川と89位タイで並んでいたが、通算7アンダーの36位タイまで浮上した。

　予選は3コース、3日で行われ、最終ラウンドはパーマーCで行われる。

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