J.フューリックがプレーオフV! 4年半ぶりの勝利に喜び爆発 石川は無念の75位タイ
2015年4月20日(月)午前9:21
- この記事のキーワード
(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーのRBCヘリテイジは現地時間19日、サウスカロライナ州のハーバータウンGLを舞台に最終ラウンドの競技を終了。2003年全米オープン覇者ジム・フューリック(米)がケビン・キスナー(米)とのプレーオフを制し、約4年半ぶりのツアー優勝を果たした。
5位タイから出たフューリックは前半、6番からの4連続を含む6バーディ(ノーボギー)を奪取。その後11番でボギーを叩いたものの、直後の12番から連続バーディで立て直し、最終的に9バーディ、1ボギーの8アンダー63で通算18アンダーまでスコアを伸ばした。
しかし、2位タイから出たキスナーがヒューリックに食らいつく。出だしの2番で幸先良くイーグルを奪ったキスナーは、そこから4つのバーディ(ノーボギー)を奪い、首位に1打差まで迫る。迎えた最終ホールで約2メートルのバーディパットを沈め、土壇場でヒューリックに追いついた。
プレーオフ第1ホールの18番では、キスナーが先にバーディを決めてプレッシャーをかけると、フューリックも負けじとバーディで応戦。2ホール目の17番はキスナーがバーディパットを失敗したのに対し、フューリックが4メートル弱のバーディパットを決めて決着がついた。普段は冷静にプレーするフューリックも、大きなガッツポーズを見せた。
フューリックは2010年9月のザ・ツアー選手権以来の優勝。同大会以来、これまで9度最終ラウンドをリードして迎えながら、そのいずれも勝ち切ることが出来ず無冠が続いていた。同選手は「ゴルフにやられているような気がして、勝つ喜びよりも、負けの悔しさのほうが大きかった」と苦しい日々を振り返りながらも、「勝つことがどんなにうれしいか忘れていた」と喜びを爆発させている。
ツアー初優勝を逃したキスナーも、これがキャリアベストのフィニッシュとなった。3打差の首位から出たトロイ・メリット(米)は、最終ラウンドでは2つスコアを伸ばすにとどまり、通算16アンダーの単独3位。ブレンドン・トッド(米)が通算15アンダーの4位、昨年王者マット・クーチャー(米)がさらに1打差の5位だった。
【関連動画】石川、痛恨の池ポチャ3回 バーディ5つ獲るも75位タイ
石川遼は4番パー3のティーショット、8番パー4の2打目を池に入れ、前半のうちに2度のダブルボギーを叩くと、後半始めの10番でも1打目が池に入って3度目のダブルボギー。その後の巻き返しも叶わず、最終的に5バーディ、3ボギー、3ダブルボギーのラウンドで2日連続の4オーバー75に終わり、75位タイで大会を終えている。
【関連リンク】「75」と崩れた石川が単独74位に後退 T.メリットが初優勝に王手
決勝ラウンドは見やすい1時間ダイジェストでお届け!
ゴルフネットワークではPGAツアー決勝ラウンドを凝縮された60分のダイジェスト番組で放送。優勝争いの模様はもちろん、注目選手の紹介から勝負を分けたショットの解説まで、ゴルフネットワークの解説陣が徹底分析!
詳しい放送日時はこちら
さらに、スマートフォン・タブレットで外出先でもゴルフネットワークが見られる!
J:COM TV スタンダード加入者なら「J:COMオンデマンドアプリ」よりゴルフネットワークが24時間いつでもスマホ・タブレットで、無料でご視聴いただけます!
待望のPC版新登場!パソコン、スマホで。使いやすい!見やすい!わかりやすい!
60万人が愛用するゴルフスコア管理アプリがバージョンアップ!既存のアプリ利用者の方は同じアカウントでログインすると、スマホだけではなく、タブレットやPCでも自身のスタッツを閲覧できるようになります。また、PC版ではマイスコアブック(ラウンドメモ機能)やコース別分析、目標設定など新機能もご利用頂けます。もちろん、スマホを持っていない方でも今回のPC版で会員登録して頂くとスコア管理ができるようになります。
「GOLF NETWORK PLUS」があればゴルフがもっと楽しく、上手くなる!
ぜひ一度お試し下さい。