39歳のカリー・ウェブ（豪）がジワジワとロレックスランキング（女子世界ランキング）トップ5に近づいている。

　地元豪州を舞台に行われた米女子ツアーのシーズン第2戦、ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンで見事な逆転劇を演じ、ツアー通算40勝目を飾ったウェブ。米国時間17日発表の最新ランキングでは8位から7位へとランクアップ。ホール・オブ・フェイマー（世界ゴルフ殿堂入り選手）の実力で上位陣を脅かしつつある。

　同大会2位のシェラ・チョイ（韓）が同ランク28位から23位に浮上。3位タイの3人はリディア・コ（ニュージーランド）は同ランク4位のままだったが、ポーラ・クリーマー（米）が12位から10位に、カリーン・イシャー（仏）が25位から24位へとそれぞれ浮上している。

　日本勢は、宮里美香が前週と変わらず22位で最上位をキープ。宮里藍はチョイ、イシャーがランクアップしたことで前週の24位から26位に後退している。その他、横峯さくらが37位、昨季の国内女子ツアー賞金女王、森田理香子も40位といずれも変わっていない。

　ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン39位タイだった野村敏京は2ランクダウンして117位、同大会45位タイの上原彩子は88位を維持している。

　1位インビー・パーク（韓）、2位スーザン・ピーターセン（ノルウェー）、3位ステイシー・ルイス（米）の上位陣に変動はない。