M.アレン、プレーオフで辛勝 井戸木チャージならず
2014年2月10日(月)午前11:00
初日ツアーレコードを叩き出したマイケル・アレン(米)が辛くもプレーオフを制し、優勝までこぎ着けた。
米チャンピオンズツアーの2014年フルフィールド初戦、アリアンツ選手権は現地時間9日、フロリダ州、オールドC at ブロークン・サウンドを舞台に最終ラウンドの競技を終了。初日『60』の記録的スコアをマークしたアレンは2日目以降やや精彩を欠きこの日も3アンダー69と伸び悩んだ。その間隙を縫って6バーディ(1ボギー)のチャージを見せたのがシニア未勝利のダフィ・ウォルドルフ(米)。2人が通算18アンダーで並び決着はプレーオフにもつれ込んだ。
18番パー5で行われたサドンデス1ホール目はともにバーディ。しかし2ホール目で両者明暗を分ける。3日間でそのホール、1イーグル、2バーディをマークしているアレンがバーディを奪ったのに対しウォルドルフはバーディ奪取ならず。アレンがウォルドルフを振り切りツアー通算6勝目をゲットした。
その他上位勢は1打差の単独3位に盧建順(台)が入り、通算16アンダー単独4位にトム・レーマン(米)。また21位タイからスタートしたベルンハルト・ランガー(独)が5連続を含む11バーディを量産(3ボギー)し通算14アンダーで7位タイに食い込み賞金王の実力を見せつけた。同じく7位タイにロッコ・メディエート(米)が入ったが、チャールズ・シュワブカップ王者ケニー・ペリー(米)は通算8アンダー25位タイに終わった。
日本勢唯一出場の井戸木鴻樹は4バーディを奪ったものの、同じ数だけボギーを叩きイーブンパー72止まり。通算5アンダーは前日より7ランクダウンの36位タイで3日間の競技を終えている。