欧州女子ツアー Y.ツェン復活なるか!? K.ウェブ、J.コルダらも参戦
2014年2月5日(水)午後0:42
ヤニ・ツェン(台)が南半球で復活ののろしを上げようしている。
欧州&豪州女子ツアー共催のボルビックRACVレディスマスターズは現地時間6日、豪州のRACVロイヤルパインズリゾートを舞台に開幕。地元が誇るホール・オブ・フェイマー(世界ゴルフ殿堂入り選手)のカリー・ウェブを中心とした米女子ツアー勢も多数参戦する。
中でも注目は、2011年に同大会を含む2週連続優勝でシーズンをスタートさせ、直後に発表されたロレックスランキング(女子世界ランキング)で自身初のNo.1となったツェンだ。これで波に乗ったツェンは、同年7月に男子を含めた史上最年少でメジャー通算5勝目(22歳6か月)を達成。また、世界の舞台でも活躍し、米ツアー7勝を含む年間11勝と他を寄せ付けない強さを見せた。12年から13年にかけては故障に苦しみ、現在のロレックスランクは43位。だが、復活に向けての準備は着々と整えている。
受けて立つのは、ディフェンディング・チャンピオンのウェブ。大会通算8勝、豪州きっての実力者は39歳となった今年もまだまだ元気いっぱいだ。米ツアー開幕戦でステイシー・ルイス(米)、チェ・ナヨン(韓)といった実力者たちを振り切って優勝したジェシカ・コルダ(米)や、前週行われた欧州女子開幕戦でリディア・コ(ニュージーランド)を抑えて勝ったイ・ミヒャン(韓)も参戦。ソフィ・グスタフソン(スゥエーデン)、ローラ・デービース(英)ら経験豊富な面々や、日本ツアー参戦経験のあるニッキー・キャンベル(豪)、タミー・ダーディン(豪)らも出場し、南半球で熱い女の戦いを繰り広げる。