2月のファーマーズ・インシュランス・オープン以来、8週間トーナメントを欠場しているタイガー・ウッズ（米）が現地時間3日、今季メジャー初戦のマスターズに（現地時間4月9?12日／ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC）でツアー復帰することを自身のホームページで発表した。

　以前からマスターズでプレーすることに対して特別な思いを見せていたタイガー。「自分のゴルフができるように一生懸命努力をしてきたから、ラウンドを本当に楽しみにしている。全員のサポートに感謝している」と現在の気持ちを語った。

　代理人を務めるマーク・スタインバーグ氏も、スポーツ専門ケーブルTV局「ESPN」に対し「彼は自信を取り戻せば帰ってくると初めから言い続けていた。これは100パーセント、彼が決めたことだ」とタイガーの固い決意を明かした。

　復帰に関してゴルフ界を共にけん引してきたフィル・ミケルソン（米）は「（マスターズは）子供のころからの憧れだから簡単には諦められない。スイングができる状態なら誰でも出場を決めるだろう」とタイガーの“祭典”への気持ちを代弁。さらに「彼はショートゲームが得意だから、すぐスコアにつなげるシャープなプレーをするだろう」と本来のゴルフを楽しみにしている様子も伺えた。

　過去4度優勝しているオーガスタの地で復活を遂げるタイガー。果たして、2005年以来10年ぶりのグリーンジャケット獲得となるだろうか。

Copyright (C) STATS LLC. All Rights Reserved.
Copyright (C) International Sports Marketing Co.,Ltd. All rights reserved.