ローラ・ディアズ（米）が、1試合で2つのホールインワンを出し話題となっている。

　米女子ツアー2勝を誇る38歳のベテランは、メジャー前哨戦でもある先週のキア・クラシック第3ラウンドの3番パー3でティーショットをカップイン。翌日の最終ラウンドでも6番パー3で157ヤードを6番アイアンで打って再びエースを奪って見せた。

「（日曜日には）もう1つ入らないかな、と思ったわ。風を読むことだけに頭を使ったけど、すごく難しかった。でも入っちゃった。クレイジーね」と笑いが止まらなったディアズ。1試合で2つのホールインワンという記録は、1997年トーナメント・オブ・チャンピオンズのジェニー・リドバック（米）以来、同ツアー史上2人目の快挙だ。

　ディアズは、第3ラウンドと第4ラウンドともに他にもイーグルを奪う派手なラウンドだったが、予選ラウンドが今一つだったこともあり、通算2アンダー32位タイに終わっている。今週は今季メジャー初戦のクラフト・ナビスコ選手権（現地時間3?6日／カリフォルニア州ミッション・ヒルズCC ダイナ・ショア・トーナメントC）とあって、この好調さとツキをそのまま持って行きたいところだ。