石川、30位タイに後退… 片山&重永が首位並走
2014年4月25日(金)午後6:59
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国内男子ツアーのつるやオープンゴルフトーナメントは25日、兵庫県の山の原ゴルフクラブ 山の原コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイ発進の片山晋呉とこの日5アンダー66をマークした重永亜斗夢が通算8アンダーで首位に並ぶ中、15位タイでスタートした石川遼は1つスコアを落として通算1アンダー30位タイに後退した。
米国から帰国したばかりの石川は時差ボケが心配されるなかプレーした初日は首位グループに3打差の15位タイと上々の滑り出しを見せた。インからスタートしたこの日は、13番、15番と序盤に2つバーディを奪いリーダーボードを浮上。ところが、17番パー5で3パットのボギーを叩くと、後半に3つボギーを喫して1オーバー72。岩田寛、上井邦裕、近藤共弘らと並ぶ通算1アンダー30位タイに順位を落とした。
前日、藤田寛之と共にトップタイに立った片山はこの日、前半の14番でボギーが先行するも、16番からの3ホールをバーディ、イーグル、バーディと4つスコアを伸ばして3アンダーで折り返す。後半は2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせなかったものの、3アンダー68でプレーし、通算8アンダーでトップの座をキープして決勝ラウンドを迎えることとなった。
その他上位陣は、首位タイの2人に1打差の3位タイで貞方章男と金度勲(韓)が追走。通算5アンダー5位タイでI・J・ジャン(韓)、マイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)が続き、通算4アンダー7位タイに藤田、谷原秀人、薗田峻輔、深堀圭一郎ら実力者が名を連ねている。
一方、前週の東建ホームメイトカップで“年またぎ”の国内連勝を飾った宮里優作は初日55位タイと出遅れたが、前半ノーボギーの5アンダーで回り猛チャージを披露する。ところが、後半は一転、4ボギー、1ダブルボギーを叩いてリーダーボードを急降下。結局、カットラインに1打及ばず、通算2オーバー68位タイで決勝ラウンド進出を逃した。
また、初日3位タイと好発進を切った池田勇太も8オーバー79とスコアを崩し、通算4オーバー88位タイで予選突破ならず。このほか、注目の大堀裕次郎、尾崎将司が通算11オーバー133位タイで予選落ちとなった。