石川遼の“第5のメジャー”出場に当確ランプが灯った。

　現地時間5月8日開幕のザ・プレーヤーズ選手権はPGAツアーの総本山フロリダ州TPCソーグラスを舞台にツアー最高賞金（優勝賞金171万ドル＝約1億8,000万円）をかけ熱戦が繰り広げられるが、これまで出場権を確定出来ていなかった石川がどうやら初のビッグイベント参戦を決めたようだ。

　メジャー並みのセッティング、メジャー並みのフィールドを誇る同大会への出場資格には厳しい基準がつけられており、大会前週までの米男子ツアー優勝者、4月28日付けの世界ランクトップ50、4月28日付けのフェデックスカップポイントトップ10、いずれかの条件を満たさなければならない。

　すでに松山英樹は世界ランクトップ50以内の資格で出場権を持っているが、注目の石川はフェデックスカップポイントランクトップ10のカテゴリーで出場に望みをつないでいた。

　目下、同ポイントランクはチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ終了時点で29位とトップ10圏外だが、上位選手は優勝者や世界ランクトップ50以内の選手が多く、石川の繰り下がりでの出場は確実。今週中日クラウンズに参戦する石川はアメリカにトンボ帰りし、初のビッグイベントに挑むことになる。