K.ペリー&S.オヘア組連覇危機 リーダーボードは乱高下
2013年12月15日(日)午前11:40
2日目にして展開は大きく変化した。
ゴルフ界のカリスマ、グレッグ・ノーマン(豪)がホストを務め、トッププレーヤー24人が集結して2人1組で激突するオフシーズン恒例のチャリティイベント、フランクリン・テンプルトン・シュートアウトが現地時間14日、フロリダ州のチバロンGCを舞台にベターボール方式(2人が各々自分のボールでプレーして、良い方のスコアを採用する)による第2ラウンドを終了。
初日期待通りの好プレーでトップタイの好発進を切ったケニー・ペリー&ショーン・オヘア(ともに米)の22歳差コンビは連覇に自信をのぞかせたが、2日目に入るとその勢いがピタリと止まる。代わって同じく首位タイからスタートしたハリス・イングリッシュ&マット・クーチャー(ともに米)組が絶妙のコンビネーションで12アンダーをマーク。通算20アンダーとし、単独トップの座をキープした。
結局ペリー&オヘア組はこの日、比較的スコアが出やすいフォーマットで3つしか伸ばせず通算11アンダー6位タイに後退。イングリッシュ&クーチャー組に9ストロークの大差をつけられ連覇に黄信号が灯った。
この日二桁アンダーをマークしたのは首位に躍り出たペアを含め全部で3組。そのうちの1組レティーフ・グーセン(南ア)&フレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)の異色コンビが通算16アンダーで単独2位につけ、イアン・ポルター&リー・ウェストウッド(ともに英)も11アンダーを叩き出し、通算13アンダーでチャールズ・ハウエルIII&ジャスティン・レナード(ともに米)組と並ぶ3位タイに浮上している。
新鋭ジョナス・ブリクスト(スウェーデン)とコンビを組む大会ホストのノーマンは2日目にして9アンダーとスコアを伸ばし、通算9アンダーで出場12組中8位につけている。
尚、最終ラウンドは、2人がティーショットを打ち、良い方のボールを採用。そこからまた2人が第2打を打ち、良い方を選択して進むスクランブル方式による18ホールが予定されている。