国内女子ツアーのシーズン最終戦、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで2年ぶりの優勝を果たした大山志保が、米国時間2日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で前週までの65位から51位へジャンプアップ。復活優勝を飾ったことでトップ50にあと一歩に迫り、数々の故障を乗り越えよみがえった2006年の賞金女王が来季更なる飛躍を誓っている。

　同大会単独2位のテレサ・ルー（台）が同ランク57位から56位へ、単独3位に入ったのアン・ソンジュ（韓）も同ランク27位から26位へいずれもわずかにランクアップした。また、逆転女王への最低条件をクリアする7位タイに入ったものの、ビッグタイトルにあと一歩届かなかった横峯さくらは同ランク34位をキープ。単独12位でフィニッシュし、平成生まれとして初の賞金女王に輝いた森田理香子も同ランク35位にとどまっている。

　なお、米女子ツアーはシーズンオフに入っているためランキングの変動は少なく、トップ3は1位インビー・パーク（韓）、2位スーザン・ピーターセン（ノルウェー）、3位ステイシー・ルイス（米）のまま。その他の主な日本勢は、宮里藍が1ランクダウンして18位、宮里美香は同ランク21位で前週と変わっていない。