J.マガート、史上17人目米シニアデビュー戦V! 井戸木70位タイ
2014年3月24日(月)午前11:31
いぶし銀のプレーで知られるジェフ・マガート(米)がデビュー戦を優勝で飾った。
米チャンピオンズツアーのミシシッピーガルフ・リゾート・クラシックは現地時間23日、ミシシッピー州のフォールンオークGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日トップに立ったビリー・アンドレード(米)と先月50歳になったばかりのマガート、2人のルーキーによる優勝争いとなった最終日、4アンダー68をマークしたマガートが通算11アンダーまでスコアを伸ばし、サンデーバックナインで崩れたアンドレードに2打差をつけデビュー戦を優勝という最高の形で締めくくった。
ちなみにチャンピオンズツアーデビュー戦で優勝を飾ったのは史上17人目。レギュラーツアー(米男子ツアー)では今季9試合に出場し2試合しか予選を通っていないマガートだが、シニアの世界では一番の“若手”。優勝を手繰り寄せた17番パー3では15メートルのロングパットを捩じ込みバーディを決める勝負強さを見せつけた。今後上位選手にとってマガートは手強い存在になりそうだ。
通算9アンダー単独2位にアンドレードが入り、この日4アンダー68をマークしたベルンハルト・ランガー(独)が通算8アンダーでジェイ・ハース(米)と並ぶ3位タイに浮上し3日間の競技を締めくくった。しかし2週連続Vを狙ったフレッド・カプルス(米)はスコアを伸ばせず通算7アンダー単独5位にとどまった。
日本勢唯一出場の井戸木鴻樹は3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの3オーバー75と崩れ、通算7オーバー70位タイの下位に沈んでいる。