有名クラブメーカーの御曹司であるピーター・ユーラインが、米国人として初めて欧州ツアーのルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。

　24歳のユーラインは2013年シーズンの同ツアーに参戦し、マデイラ・アイランド・オープンで初優勝。計24試合に出場して、優勝以外にもトップ10入りを7回果たしレース・トゥ・ドバイと呼ばれる賞金ランキングで14位と実力を示した。

　サー・ヘンリー・コットン・ルーキー・アワードと呼ばれる同賞で、米国選手の受賞は初めてのこと。だが、米ツアーのQスクール（予選会）制度が変わったこともあり、来年はさらに多くの米国勢が欧州ツアーに乗り込んでくるようだ。

「来年は仲間が何人かくる」とユーラインが言うように、実力のある選手たちがすでに欧州行きをに決めている。元々アクシネット社の社長である父・ウォルター氏の勧めもあって欧州ツアーでプロとしてのキャリアをスタートさせたユーラインだが、その活躍が今後の欧米両ツアーに影響を及ぼしそうだ。