世界ランキング H.ステンソン3位維持 松山28位、石川110位浮上
2013年11月19日(火)午後0:08
米ツアーのフェデックスカップ年間王者に続き、欧州ツアーでも最終戦を制して賞金王に輝いたヘンリック・ステンソン(スウェーデン)だが、世界ランクでは3位のポジションを動かすことはできなかった。
成績次第では賞金王タイトルを逆転される可能性もあった欧州ツアー最終戦のDPワールドツアー選手権 ドバイで見事に優勝し、ライバルたちに実力を見せつけたステンソンだったが、大会終了後の米国時間18日に発表された最新世界ランキングでは、前週と変わらず3位のまま。過去2年間の成績が反映されるランキング上位の壁の厚さを痛感することになった。
同大会2位のイアン・ポルター(英)は15位から11位にランクアップ。3位のビクトル・ドゥブイソン(仏)は同ランク39位から32位へと順位を上げた。5位タイに入った実力者3人も、ローリー・マキロイ(北アイルランド)が同ランク6位、ルーク・ドナルド(英)が同17位、リー・ウェストウッド(英)が同23位をそれぞれキープしている。
国内男子ツアー、三井住友VISA太平洋マスターズで3年ぶりの優勝を飾った谷原秀人が同ランク186位から134位にジャンプアップ。2位タイに入った石川遼は118位から110位に、6位タイの小田孔明も94位から88位へと浮上している。松山英樹は同大会28位タイとふるわなかったが世界ランクでは28位をキープ。日本勢でただ一人、トップ50に入っている。
豪州ツアーの3大メジャー大会の1つ、タリスカー・マスターズ(オーストラリアン・マスターズ)で優勝したアダム・スコット(豪)は世界ランク1位のタイガー・ウッズ(米)に続く2位の座をしっかりと維持。同大会2位のマット・クーチャー(米)が8位から7位へとジワリとランクアップ。3位に入ったビジェイ・シン(フィジー)は148位から128位へと順位を上げた。
また、米男子ツアー、OHLクラシック at マヤコバで優勝したハリス・イングリッシュ(米)が同ランク68位から54位に浮上している。