ツアー初Vに意欲を燃やす宮里 石川も出場
2013年11月6日(水)午前10:45
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宮里優作がホストプロとして待望のツアー初優勝に挑む。
国内男子ツアーの新規大会、HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦が7日、茨城県の美浦ゴルフ倶楽部を舞台に開幕する。アマチュア時代には2000年から2002年にかけて日本学生ゴルフ選手権競技3連覇、2001年日本アマチュアゴルフ選手権競技制覇、同年日本オープンゴルフ選手権競技でローアマを獲得(7位タイ)するなど圧倒的な強さを見せた宮里だが、2002年のプロ転向後は思うようなプレーが出来ず、優勝に手が届かないまま10年が過ぎた。
今季も20試合に出場してトップ10入りが2回。先月のコカ・コーラ東海クラシックでは単独首位発進したものの、トップと2打差2位タイで迎えた最終日に5ボギー(ノーバーディ)を叩いて失速、結局13位タイに終わっている。時の経つのは早く、きりりとした眉が印象的な若者だった宮里も33歳。このままでは優勝には縁のないまま終わってしまう危機感すら漂い始めているだけに何とかしたいところだ。予選ラウンドでは、米男子ツアー2年目のシーズンに突入している石川遼、日本オープンゴルフ選手権競技優勝者の小林正則の2人と同組でプレーすることが決まっている。
前週のマイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメントで涙のシーズン初優勝を飾った池田勇太、プレーオフの末敗れたS・K・ホ(韓)、単独3位の藤本佳則、単独4位の片山晋呉ら好調の面々もそろって参戦。新規大会の第1号王者を狙う。