米女子ツアーのアジアシリーズ第4戦 サンライズLPGA台湾選手権は現地時間24日、台湾のサンライズG＆CCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。選手たちが軒並みスコアメイクに苦しむ中、注目のアマチュア柏原明日架（日章学園高校3年）が、1オーバー73の14位タイと好発進を切った。

　インスタートの柏原は、1バーディ、1ボギーで前半を折り返す。後半の3番、6番でボギーを叩くが、9番パー4でバーディ奪取に成功。2バーディ、3ボギーでラウンドし、14位タイにつけた。他の日本勢は、宮里藍が前半に4連続ボギーを叩くも、後半2バーディを奪い返し、2オーバー74の21位タイ。宮里美香も3オーバー35位タイにつけている。

　単独首位には連覇を狙うスーザン・ピーターセン（ノルウェー）。2番でボギーが先行したものの、10番からの3連続バーディを含む6バーディを奪い、4アンダー68で後続に3打差のリードをつけた。ピーターセンは前週のLPGA KEBハナバンク選手権で大会連覇を逃しているだけに、そのリベンジを今週は果たしたい。

　その他上位陣は、1アンダー71の2位タイにイレーヌ・チョー（米）、キャロライン・ヘドバル（スウェーデン）、カリーン・イシャー（仏）、アリソン・ウォルシュ（米）。イーブンパー72の6位タイにマリアージョ・ウリベ（コロンビア）、池恩熹（韓）、ベアトリス・リカーイ（スペイン）ら8人が並んでいる。また、今季1勝のレクシー・トンプソン、チェ・ナヨン（韓）、ミッチェル・ウィー（米）が藍と同じ21位タイにつけた。

　一方、地元での復活を狙うヤニ・ツェン（台）は、6ボギー（2バーディ）を叩き、4オーバー76の47位タイと出遅れている。