M.A.ヒメネスがデビュー戦V! B.ランガーに2打差
2014年4月21日(月)午前9:52
前週のマスターズで単独4位に食い込んだ驚異の50歳ミゲール・A・ヒメネス(スペイン)が、米チャンピオンズツアーデビュー戦でいきなり完全優勝を達成した。
同ツアーのグレーター・グウィンネット選手権は現地時間20日、ジョージア州のTPCシュガーローフを舞台に最終ラウンドの競技を終了。初日からトップを走ったヒメネスが5バーディ、ノーボギーの5アンダー67をマークして通算14アンダーで逃げ切りV。デビュー戦を最高の形で締めくくった。
2日目の5番ホール目以降32ホール連続ノーボギー。前半はディフェンディング・チャンピオンのベルンハルト・ランガー(独)に並ばれる場面もあったが、8番でヒメネスがバーディを奪ったのに対しランガーがボギー。一気にリードを2打と広げ、そのままヒメネスが逃げ切った。
米チャンピオンズツアーのデビュー戦で完全優勝を飾ったのは史上3人目。欧州ツアーの最年長V記録を持つスペイン・マラガ出身の個性派の躍進は今後シニアの世界で大きな脅威になりそうだ。
2打差の単独2位にランガー、通算10アンダー単独3位にジェイ・ハース(米)、通算9アンダー単独4位にフレッド・カプルス(米)が入った。
日本勢唯一出場の井戸木鴻樹は、4バーディ、3ボギーの1アンダー71と3日目にして初のアンダーパーをマークしたが、通算7オーバーはトム・レーマン(米)、ヘイル・アーウィン(米)らと並び67位タイに終わっている。