4打差の逃げ切りで米女子ツアーのサイム・ダービーLPGAマレーシアを制した18歳のレクシー・トンプソン（米）が、米国時間14日発表の最新ロレックスランキング（女子ゴルフ世界ランキング）で7ランクアップ。ツアー通算2勝目を飾ったことで前週までの21位から14位へ浮上し、勢いのあるところをみせている。

　同大会単独2位のフォン・シャンシャン（中）が前週の8位から7位へ、3位タイに入った2人はスーザン・ピーターセン（ノルウェー）が同ランク2位の座をしっかりキープ。イルヒー・リー（韓）も39位から30位へと順位を上げている。

　また、国内女子ツアーのスタンレーレディスゴルフトーナメントでツアー初優勝を挙げた姜秀衍（韓）が、32ランクアップの同ランク89位へ上昇。2位タイに終わった横峯さくらが3つ順位を上げて同ランク44位、4位タイに入った賞金ランキング首位の森田理香子は、世界ランキング37位をキープしている。

　その他の主な日本勢は、トンプソンのあおりを受けた宮里藍が1ランクダウンして同ランク15位。宮里美香が2ランクダウンして20位、有村智恵は4ランクダウンの52位、上原彩子が79位、上田桃子が136位となっている。なお、1位インビー・パーク（韓）、3位ステイシー・ルイス（米）に変動はない。