松山「67」で単独7位浮上! 石川も予選突破
2014年10月11日(土)午前11:52
米男子ツアーの2014-15シーズン開幕戦 フライズ・ドットコム・オープンは現地時間10日、カリフォルニア州のシルバラード・リゾート&スパを舞台に第2ラウンドの競技を終了。松山英樹は5アンダー67で回り、首位と3打差の通算7アンダー単独7位に浮上した。石川遼も通算2アンダー47位タイで予選を突破を果たしている。
松山は3番、5番、9番でバーディを奪い3アンダーで折り返すと、後半は11番、そして2オンに成功した16番でもバーディ奪取。この日は5バーディ、ノーボギーと好調なプレーで前日の25位タイから単独7位までジャンプアップし、優勝を狙える位置につけた。
好スコアの要因はショット。この日はフェアウェイキープ率85.71%、パーオン率83.33%と精度の高さを見せノーボギーのプレーにつなげた。16番のパー5では残り260ヤードのセカンドショットを軽々2オン。終始安定したプレーでトップと3打差につけた。昨季大会では3位タイに入ったが、このままの調子を維持出来ればツアー2勝目も十分に狙えそうだ。
一方の石川はプレー途中で予選突破が危ぶまれたが、12番パー4で残り103ヤードの第2打をバックスピンでカップに沈めてイーグル奪取。この日は1イーグル、3バーディ、4ボギーの1アンダー71でラウンドして、通算2アンダーで3日目以降に望みをつないだ。松山とは対照的にフェアウェイキープ率42.86%と、ティーショットが安定しないことが決勝ラウンドに向けた課題となってきそうだ。
上位はマーティン・レアード(スコットランド)が通算10アンダーで単独トップ。ベ・サンムン(韓)、ザック・ブレア(米)が通算9アンダー2位タイにつけ、この日7アンダー65をマークしたマーク・ハバード(米)、レフティのスコット・ラングレー(米)らが通算8アンダー4位タイで続く。また、ハンター・メイハン(米)が通算6アンダー8位タイ、マット・クーチャー(米)が通算5アンダー12位タイとライダーカップ組も順位を上げている。