世界ランキング マスターズ目指す石川、83位で変動なし
2014年3月18日(火)午後0:13
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世界ランキング上位陣が出場しない間に、各選手がランキングを駆け上がった。
激戦となった米男子ツアーのバルスパー選手権で、終盤に連続バーディを奪い2006年のジョン・ディア・クラシック以来となる優勝を飾ったジョン・センデン(米)は、米国時間17日発表の最新世界ランキングで前週までの123位から60位へとジャンプアップ。優勝争いに敗れた面々も、2位のケビン・ナ(米)が175位から80位に、3位のスコット・ラングレー(米)が327位から185位に躍進し、4位タイのルーク・ドナルド(英)が25位から21位に、ロバート・ギャリガス(米)も104位から87位へとそれぞれ順位を上げた。
また、同大会で最終日に巻き返し25位タイに食い込んだ石川遼は、前週までと同じ83位と変動はない。目標のマスターズ(4月10?13日/ジョージア州オーガスタナショナルGC)出場には、今週から行われるアーノルド・パーマー招待(フロリダ州ベイヒルC&ロッジ)、バレロ・テキサス・オープン(テキサス州TPCサンアントニオ)、シェル・ヒューストン・オープン(テキサス州レッドストーンGC トーナメントC)で優勝するか、大会前週時点で世界ランク50位以内が条件。可能性が残されているだけに、なんとかチャンスを得ようと必死の戦いを続けている。
一方、欧州ツアー、ハッサンII世トロフィで8年ぶりのツアー2勝目をマークしたアルハンドロ・カニサレス(スペイン)は、141位から89位へとランクアップ。また、アジアンツアー第2戦 ソレイル・オープンで優勝したリチャード・T・リー(カナダ)が503位から272位に浮上。4位に入った川村昌弘は197位から191位に、12位タイとなった谷昭範は980位から850位へそれぞれ順位を上げた。
1位タイガー・ウッズ(米)、2位アダム・スコット(豪)、3位ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)の上位陣に変動はなく、試合に出場していない松山英樹は22位から23位へ後退したものの、日本人最上位を維持している。