米女子ツアーの今季開幕戦、ピュアシルク・バハマLPGAクラシックは現地時間29日、バハマのオーシャンクラブGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。上原彩子は1オーバー74と崩れ、通算12アンダー24位タイで今季初戦を終えた。

　13位タイで最終日を迎え、トップ10入りを目指した上原だったが、最終日は苦戦。前半こそ6番パー4でバーディを奪い、1アンダーで終えてが、後半はパーを拾う展開が続き、終盤の16番でダブルボギー。上がり2ホールでもスコアを伸ばせず、1バーディ、1ダブルボギーの内容でホールアウトとなった。

　優勝争いは、ブリタニー・リンシコム（米）が前半だけで5バーディと猛チャージをかけるなど、5アンダー「68」をマークし、レクシー・トンプソン（米）と通算26アンダーで並んでプレーオフに突入。プレーオフ1ホール目でリンシコムがバーディを奪って勝負を決め、ツアー通算6勝目を手にした。

　一方、トップタイから出たステイシー・ルイス（米）は7番までに通算26アンダーに乗せるなど優勝争いを展開していたが、14番パー4で痛恨のトリプルボギー。上がり4ホールで2バーディを取り返したものの、2アンダー71で通算25アンダー単独3位と一歩及ばなかった。また、ロレックスランキング（女子世界ランキング）2位のアリヤ・ジュタヌガーン（タイ）は6アンダー67とスコアを伸ばして、通算9アンダー47位タイで大会を終えている。