F.モリナリ足踏みも好位置キープ M.フレイザー奪首!
2013年9月22日(日)午前9:38
自国のナショナルオープン制覇に向けフランセスコ・モリナリ(伊)が好位置をキープした。
欧州ツアーのイタリアン・オープンは現地時間21日、イタリア、GCトリノを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日トップに立ったモリナリはこの日2バーディ、1ボギーの1アンダー71とスコアを伸ばせず通算10アンダーで2位タイに後退。代わって単独首位に躍り出たのは35歳のマーカス・フレイザー(豪)だった。
「故郷のホームコースがここと似ている。フェアウェイが狭く、林にセパレートされていて、グリーンが小さいのが共通点。景色が目に馴染む」と言うフレイザーは、初日に続きノーボギー(4アンダー68)のラウンドで通算11アンダーまでスコアを伸ばしトーナメントをリードした。
しかし地元の声援を一身に受けるモリナリももちろん優勝を諦めたわけではない。「今日は昨日までほどショットがピンに絡まなかった。もう少しアグレッシブに攻めていけば良かったような気もするけれど、残り1日あるからね。イタリアのゴルフ場にこれだけ大勢の人が集まったのは見た事がない。応援を力に変えて頑張りたい」と7年ぶり大会2勝目に照準を合わせている。
モリナリと同じ2位タイに飛ばし屋のニコラス・コルサーツ(ベルギー)とジョアキム・ラガーグラン(スウェーデン)がつけ、通算9アンダー5位タイにフェリペ・アギュラー(チリ)、サイモン・ソーントン(アイルランド)の2人。
その他、マッテオ・マナセロ(伊)が通算7アンダーまで伸ばし9位タイに浮上したが、ホセ・マリア・オラサバル(スペイン)はスコアを2つ落とし、通算3アンダーで前日の16位タイから38位タイに後退している。