谷ムービングデーにV圏内浮上! 川村は後退
2014年3月16日(日)午前11:09
Qスクール(シード権を争う予選会)トップ通過の谷昭範が優勝を狙える位置に浮上した。
アジアンツアーのシーズン第2戦 ソレイル・オープンは現地時間15日、フィリピンのザ・カントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。ムービングデーに谷が8バーディ(4ボギー)の猛攻を見せ4アンダー67をマーク。通算5アンダーとし前日の22位タイから首位に4打差の4位タイに順位を上げ、同ツアー初Vを射程圏内にとらえた。
インドで行われた同ツアー今季初戦で12位タイとまずまずの戦績を収めた谷。10年前(2004年)アジア武者修行した頃は14試合に出場し賞金ランク86位と通用しなかったが、今季の谷は絶好調。最終日も攻めのゴルフで上位を脅かすプレーを見せてくれそうだ。
その他の日本勢は、1オーバー72で回った片岡大育が通算イーブンパーで23位タイにつけたが、前日13位タイに浮上した20歳の川村昌弘は4オーバー75とスコアを崩し通算2オーバー35位タイに後退。この日6つスコアを落とした中島徹は通算8オーバー59位タイにとどまっている。
前日に引き続きトーナメントを引っ張っているのは地元のアンジェロ・キュー(フィリピン)で通算9アンダー。1打差の単独2位に19歳のミゲル・タブエナ(フィリピン)が続き、通算7アンダー単独3位にワン・ジュンフン(韓)がつける展開。
尚、塚田好宣、太田直己、中西直人、平塚哲二の面々はすでに予選で姿を消している。