P.ユーラインがシーズン2勝目王手
2013年9月1日(日)午前10:08
ゴルフ用品メーカー大手アクシネット社の御曹司で欧州ツアールーキーのピーター・ユーライン(米)が、シーズン2勝目に王手をかけた。
同ツアー、ISPSハンダ・ウェールズ・オープンは現地時間31日、ウェールズのセルティック・マナー・リゾートを舞台に第3ラウンドの競技を終了。4位タイからスタートしたユーラインが1イーグル、5バーディ、3ボギーの4アンダー67をマークし、通算7アンダーで後続に3ストロークの大差をつけ単独トップに浮上した。
「安定したゴルフだった。上手くスコアをまとめられたね」とユーライン。「自分のゲームプランを守ってチャンスをものにしたい。明日が楽しみ」と24歳のルーキーは逃げ切りVに意欲を見せた。
マデイラ・アイランド・オープン以来の勝利を目指すユーラインを3打差で追いかけるのはトーマス・レベとグレゴリー・ボーディのフランスコンビ。売り出し中の新鋭か、はたまた実績に勝るベテランか? 最終日の攻防が楽しみだ。
その他、通算3アンダー4位タイにヨースト・ルーテン(オランダ)、ラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)、ピーター・ヘッドブロム(スウェーデン)がつけたが、前日のトーナメントリーダーで地元出身のリアム・ボンド(ウェールズ)は5ボギー、1トリプルボギー(1バーディ)の乱調で7オーバー78の大叩き。前日までの貯金をすべて吐き出し、通算2オーバー31位タイに後退した。
尚、日本勢唯一出場の小林正則はすでに予選で姿を消している。