宮里美香がツアー2勝目に意欲を燃やしている。

　米女子ツアーのセーフウェイ・クラシックは現地時間29日、オレゴン州のコロンビア・エッジウォーターCCを舞台に開幕する。昨季大会では、2位のリュウ・ソヨン（韓）に2打差の単独トップで最終日を迎え、そのまま逃げきって悲願の初優勝を飾った美香。それ以来ここまで何度も2勝目のチャンスを逃してきたが、今大会で実力の証明とされる大会連覇に挑戦する。

「少しだけナーバスになっているけれど、正直それ以上にエキサイトしています。ディフェンディング・チャンピオンとして初めて迎える大会だし、特別な感じを楽しみたいです」と笑顔を見せた美香。思い出の大会で2勝目＆大会連覇の難業を成し遂げたいところだ。

　今大会には、ロレックスランキング（女子ゴルフ世界ランキング）No.2のステイシー・ルイス（米）、No.3のスーザン・ピーターセン（ノルウェー）、チェ・ナヨン（韓）、モーガン・プレッセル（米）、カリー・ウェブ（豪）ら実力者が揃って参戦。日本勢は美香のほか、2010年大会覇者の宮里藍、上田桃子、有村智恵、片平光紀が出場する。

　米女子ツアーは今大会終了後、今季からメジャー大会へ昇格となったエビアン選手権（現地時間9月12?15日／仏、エビアン・マスターズGC）に向け欧州へ移動し、その後5試合はアジアを転戦。11月14日開幕のロレーナ・オチョア招待（メキシコ／グアダラハラCC）を経て、今季最終戦のCMEグループ・タイトルホルダーズ（現地時間11月21?24日／フロリダ州チバロンGC）で米国へ戻ってくる。