日本アマ王者の大堀が奪首!! 池田1差2位浮上
2013年8月23日(金)午後6:24
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国内男子ツアーの関西オープンゴルフ選手権競技(兵庫県、オリムピックゴルフ倶楽部)は23日、第2ラウンドの競技を終了。前日5位タイの好発進を切っていた日本アマチュア選手権覇者の大堀裕次郎(大阪学院大4年)が4アンダー68の好スコアで回り、通算7アンダーでトーナメントをリードした。
1打差の単独2位にケガからの復活を期す池田勇太が続き、通算5アンダー3位タイに20歳の川村昌弘、パク・エスジェイ(韓)ら5人。ディフェンディング・チャンピオンの武藤俊憲は4バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフでスコアを伸ばしきれず、矢野東、星野英正、篠崎紀夫、松村道央、室田淳ら実力者と同じ通算3アンダー10位タイと足踏みしている。
単独トップに立ったアマチュアの大堀は、180センチを超える長身を生かしたドライバーショットが魅力の若手。この日も前半から快調にバーディを重ねると、勝負どころの16、17番では連続バーディを奪う。最終18番パー4でこの日唯一のボギーを喫したが、後続を1ストロークリードして奪首した。すでに世界で活躍している石川遼や松山英樹と同じ21歳の若武者が、決勝ラウンドで大暴れできるか注目したい。
なお、前日トップタイと久々の優勝争いが期待された横尾要は3オーバー75と崩れ、塚田好宣、五十嵐雄二、平塚哲二らと並ぶ通算1アンダー28位タイに後退。今季調子が上向かない近藤共弘は、第2ラウンドもチグハグなゴルフで1オーバー73。深堀圭一郎、小田龍一、小平智とともに通算4オーバー84位タイで予選落ちしている。