兄妹同時優勝も!? レクシー兄が初V王手! 石川&今田予選落ち
2013年7月21日(日)午前10:25
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女子ゴルフ界のスター、レクシー・トンプソン(米)の実兄が首位タイに浮上した。
第142回 全英オープン(スコットランド、ミュアフィールド)と同週開催で、メジャーの舞台に出られない選手中心の賞金争奪戦となっている米男子ツアー、サンダーソンファーム選手権(ミシシッピ州、アナンデールGC)は現地時間20日、日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技の競技を終了。途中雷雲が近づき中断する場面もあったが、2日連続『65』の好スコアをマークしたニコラス・トンプソン(米)が、ダニエル・サマーヘイズ(米)と並び通算17アンダーで念願のツアー初Vを狙えるポジションを確保した。
「明日はトンプソン家にとって最高の日になればいいんだが…」と54ホールを終えトーナメントリーダーのひとりとなったニコラス。実は同週開催の米女子ツアー、マラソン・クラシック(オハイオ州、ハイランド・メドーズGC)でも3日目を終えて妹のレクシーが3位タイの好位置につけており、兄妹同時優勝の可能性が出てきた。
しかし3位タイにつけるチャド・キャンベル(米)、ウッディ・オースティン(米)、キャメロン・ベックマン(米)らとはわずかに2打差。「明日は(スコアの)伸ばし合いになることは間違いない。気を引き締めてかからなければ…」とトンプソンは気持ちを引き締め、残り18ホール、全力を尽くすことを胸に誓った。
一方、日本勢は石川遼と今田竜二の2人が出場していたが、石川は通算1アンダーでカットラインに2打及ばず、今田は通算イーブンパーで3打届かず予選で姿を消すことに。この日第2ラウンドの続き8ホールをプレーした石川は、2つのバーディを奪い返したものの、前日に叩いたダブルボギー2個が響き1オーバー73止まり。フィールドが薄い大会でシードを確定してしまいたいところだったが、その願いも虚しく決勝ラウンド進出を逃している。
またすでに前日36ホールを終えていた今田竜二も今季5度目の予選落ちに終わった。