宮本、片山、山下が首位タイ発進 池田も好スタート
2013年3月28日(木)午後9:13
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ワンアジアツアーとの共催で行われる国内男子ツアーアジアシリーズ第2戦、インドネシアPGA選手権が現地時間28日、インドネシアのエメラルダGCを舞台に開幕。この日2イーグルを含む7アンダー65をマークした宮本勝昌が山下和宏、片山晋呉らと並ぶ首位タイ発進を切った。1打差の7位タイに谷原秀人、谷昭範、藤本佳則ら、2打差11位タイグループには池田勇太ら4人の日本人選手がつけるなど、日本勢が好スタートを切っている。
2週前のタイランドオープンでは谷原が10位タイに入ったものの、上位を外国勢が占めるなど惨敗を喫した日本勢。大会前に「今週はちゃんと日本人何人かで優勝争いをしないとね」と語っていた前選手会長の宮本だが、その言葉通りの会心のゴルフを見せた。10番からスタートすると、12番、15番バーディ奪い、17番でイーグル奪取に成功。4アンダーで折り返した後半も勢いは衰えず、出だしの1番でいきなりこの日2つ目のイーグルを奪う。その後4、5番でバーディを重ねたあと、6番でボギーを叩いたものの、7アンダー65の好スコアでフィニッシュ。要所を締めるゴルフで山下、片山らとともにリーダーボードのトップに躍り出た。
また、タイランドオープンでは予選落ちと悔しい結果に終わった選手会長の池田勇太も好発進を切った。6番からの3連続バーディを含む6バーディ、1ボギーの5アンダー67で首位と2打差の11位タイ。新旧選手会長が初日から好調日本勢をリードしている。
その他上位陣では、池田と並ぶ11位タイに高山忠洋、矢野東、武藤俊憲、ディフェンディング・チャンピオンのアンドレ・ストルツ(豪)ら、4アンダー68の19位タイに宮里優作、横尾要、小山内護、金庚泰(韓)らがつけた。
国内ツアーでもお馴染みのジーブ・ミルカ・シン(インド)は2アンダー70で54位タイ、マスターズを控えている昨季のアジアンツアー賞金王タワン・ウィラチャン(タイ)は1アンダー71の71位タイからのスタートとなった。
一方、タイでは初日にスタートダッシュを見せた小田孔明がイーブンパー72の88位タイ、米男子ツアー2勝のダニエル・チョプラ(スウェーデン)は1オーバー73の104位タイと出遅れている。前戦に引き続き今大会でもビッグスコアが続々と飛び出しており、カットラインはおのずと高くなりそうだ。
インドネシアPGAチャンピオンシップ放送予定
http://www.golfnetwork.co.jp/guide/jgtooneasia/logs/2013-indonesiaop.html