王座奪還に向け動き始めるR.マキロイ 石川遼も参戦
2013年3月28日(木)午前10:28
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ローリー・マキロイ(北アイルランド)が世界ランキングNo.1奪還に向けて動き始める。
昨季の全米プロゴルフ選手権優勝でメジャー2勝目を飾りNo.1の座についたマキロイだったが、今季は用具契約を一新したこともあって低迷。出場してなかった前週のアーノルド・パーマー招待でタイガー・ウッズ(米)が優勝したことで、ついに王座を奪われてしまった。だが、悲観してばかりはいられない。現地時間28日開幕の米男子ツアー、シェル・ヒューストン・オープン(テキサス州、レッドストーンGCトーナメントC)から再び頂点を目指して走り出す。
大会を前にしてトッププレーヤーとしての重圧のかかり方を聞かれたマキロイはあっさりとこれを肯定。その上で「なるべく(報道されたものを)読まないようにして、テレビも見ないようにしてきた」とこれをシャットアウトする術を披露した。
2011年大会では優勝を目前にしながら自滅、初のメジャータイトルを逃したマスターズ(現地時間4月11?14日、ジョージア州、オーガスタナショナルGC)が今季の第一目標であることに変わりはない。大一番を前にNo.1の座をタイガーに譲ったことでむしろプレッシャーなく大会に臨めるのかもしれないが、まずは結果が欲しいところ。今大会がその第一歩となることを祈りたい。
マスターズまでのスケジュール調整にも優勝候補たちは頭を悩ますところだが、フィル・ミケルソン(米)、リー・ウェストウッド(英)、レティーフ・グーセン(南ア)、ダスティン・ジョンソン(米)、キーガン・ブラッドリー(米)、スティーブ・ストリッカー(米)らは今大会出場を選択した。苦闘が続く石川遼も参戦、メジャーへの足がかりはつかめるだろうか。