一ノ瀬優希が米国時間25日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で121位にジャンプアップした。

　先週の日本ツアー第3戦、Tポイントレディスで森田理香子、全美貞（韓）、馬場ゆかりら実力者たちを振り切り、ツアー初優勝を飾った一ノ瀬は155位から34人抜き。「今季は複数回優勝を」と誓っているだけに更なる躍進の気配を漂わせている。

　また、米ツアーのキア・クラシックでプレーオフの末に3年ぶりのツアー通算2勝目を挙げたベアトリス・リカーイ（スペイン）も45位から26位に浮上。プレーオフでリカーイに破れたキム・インキョン（韓）も21位から15位へと順位を上げ、トップ10入りが視野に入ってきた。

　キア・クラシックで3位タイに入ったポーナノン・パットラム（タイ）が66位から52位に、モ・マーティン（米）が168位から110位へとそれぞれランクアップしている。同大会でツアー通算39勝目を狙いながら6位タイに終わったカリー・ウェブ（豪）も15位から14位へとジワリと浮上した。

　同ランク首位のステイシー・ルイス（米）、2位のヤニ・ツェン（台）以下トップ5に変動はない。

　宮里藍はキア・クラシックで24位タイと今ひとつだったが、同ランクでは7位から6位へとランクアップ。入れ替わりに申智愛（韓）が6位から7位に後退している。宮里美香は10位から11位にランクダウン。有村智恵は22位をキープしている。

　日本ツアーで開幕から優勝、単独3位、単独2位と好調な森田は38位から36位に浮上し、さらに上位を狙っている。