復活を狙うL.ドナルド M.クーチャー、M.カイマーらも参戦
2013年7月4日(木)午前11:41
5人のライダーカップ欧州戦士が欧州ツアーのアルストム・オープン・デ・フランス(現地時間4?7日/仏、ル・ゴルフ・ナショナル)に集結する。
その中でもっとも気合が入っているのが、一昨季の欧米同時賞金王ルーク・ドナルド(英)だ。昨季は欧州1勝、米国1勝、日本1勝を飾っているが、今季は未勝利。それでも3週前の全米オープンでは8位タイに入るなど調子は決して悪くない。
だが、前述の全米オープンでは初のメジャータイトルに向けていい位置につけながら、最後の最後で失速。最終日を一緒にプレーした母国の後輩、ジャスティン・ローズが逆転優勝を飾る姿を指をくわえて眺める羽目になった。
誰よりも安定したショットで「メジャータイトルに最も近い男」と呼ばれた日から2年。一度は世界ランキングNo.1の座についた男が今ではNo.8というポジションに甘んじているだけに、早くウイナーズサークルに戻り、その勢いのまま全英オープン(18?21日/スコットランド、ミュアフィールド)で初のメジャータイトルを狙いたいところだ。
他にマーティン・カイマー(独)、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)、フランセスコ・モリナリ(伊)、イアン・ポルター(英)の欧州戦士たちが出場。ドラマティックな逆転劇を演じた昨年のライダーカップでの強さの片鱗をのぞかせれば、怖いものはない。
世界ランクNo.5のマット・クーチャー(米)も大会初参戦。こちらも初のメジャータイトルをにらんで、最後の実戦調整を目論んでいる。