マッテオ・マナセロ（伊）が2週連続優勝に向けて最高のスタートを切った。

　欧州ツアーのノルデア・マスターズは現地時間30日、スウェーデンのブロ ホーフ スロットGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。マナセロは6アンダー66でプレーして、パブロ・ララサバル（スペイン）と首位を並走している。

　前週行われたツアーのフラッグシップトーナメント、BMW PGA選手権で優勝したマナセロは勢いそのままに、この日も出だしの10番からいきなり6連続バーディを奪うロケットスタート。その後は一進一退の状況が続くも、2バーディー、2ボギーでプレーして首位タイ発進を切った。

「こんなにいいスタートを切ったのは初めて。最高だね。いつもとは違ってパットがすごく入ったんだ」と笑いが止まらない様子のマナセロ。ビッグトーナメントでの優勝後とあってさすがに疲れは残っているようだが、それでも早い時間のスタートというアドバンテージをしっかりと活かした。「いい感じ。風の難しいコースだから、午後は大変だろう」と不敵に笑って見せた。現在、賞金ランキング首位に立っており、2週連続優勝で一気に賞金王タイトルを引き寄せたいところだ。

　5アンダー67の3位タイには、2011年大会覇者のアレクサンダー・ノレン（スウェーデン）、フレデリック・アンダーソンヘッド（スウェーデン）の地元勢2人と、ジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）、サイモン・ウェイクフィールド（英）、クリス・ロイド（英）がつけている。