2016年、ゴルフが正式競技として採用されるリオデジャネイロ五輪に向け各方面の動きが慌ただしさを増しているが、女子の世界ランキングであるロレックスランキングにも動きがあった。

　現地時間8日の発表によると、これまでポイントシステム対象外だった欧州女子の下部ツアー、アクセスシリーズ（LETAS）と中国女子ツアー（CLPGA）が同システムに組み込まれることが決まり、両ツアーでの成績がロレックスランキングのポイントに反映されることになった。

　アクセスシリーズは年間12試合を開催しており、アクティブメンバーは325人。一方中国女子ツアーもやはり12試合を予定しており、227人のメンバーが登録を行っている。

　ロレックスランキングがスタートしたのは2006年。これまでポイントの対象となるツアーは米女子、欧州、日本、韓国、豪州に限られていたが、中国が加わることで女子ゴルフ界のさらなるグローバル化が進むことになる。