アリヤ・ジュタヌガーン（タイ）がロレックスランキング（女子世界ランキング）を駆け上がっている。

　米女子ツアー今季第2戦のホンダLPGAタイランドで、地元優勝を目前にしながら自滅し単独2位に終わった17歳のジュタヌガーンだが、先週の第3戦HSBC女子チャンピオンズでもしっかりと単独4位に入って実力を証明。米国時間4日発表の最新同ランクで、17人を抜き40位までランクアップした。

　同大会でチェ・ナヨン（韓）との熾烈な優勝争いを制し、ツアー通算6勝目を飾ったステイシー・ルイス（米）が4位から3位へと返り咲き、これにより前週3位のインビー・パーク（韓）が1つ順位を下げ4位に後退した。

　1位ヤニ・ツェン（台）、2位チェ・ナヨン（韓）の上位2人に変動はないが、リュウ・ソヨン（韓）とスーザン・ピーターセン（ノルウェー）の順位が入れ替わり、リュウが1ランクアップの7位、ピーターセンが1ランクダウンの8位となっている。

　主な日本勢では、HSBC女子チャンピオンズへの移動中に多重事故に巻き込まれ首痛により大会を欠場した宮里藍が9位のままで、同大会47位タイの宮里美香も10位と変わらず。また、米ツアーデビュー戦を28位タイで終えた有村智恵は1つ順位を下げて21位となっている。