宮里藍がとんだ災難に見舞われた。

　現地時間24日、米女子ツアー今季第2戦のホンダLPGAタイランドを21位タイで終えた藍は、その足で次戦HSBC女子チャンピオンズ（現地時間28日?3月3日／シンガポール、セントーサGC）が行われるシンガポールへ移動するため、車で空港へと向かっていた。

　ところがその途中、藍ら選手関係者らの乗る車数台が巻き込まれる玉突き事故が発生。藍は首から背中にかけて違和感を訴えたものの大事には至らなかったため、そのままシンガポールへ移動。翌日に同市内の病院で診察を受けた結果、頸椎捻挫（むち打ち）と診断された。

　5台ほどの車が巻き込まれた事故で、前後の車にはポーラ・クリーマー（米）やスーザン・ピーターセン（ノルウェー）らが乗っていたが、いずれも大きな怪我はなかった。

　まだ首に痛みや違和感が残っており次戦欠場の可能性もあるが、藍は自らのブログにて「ご心配をおかけしましたが、私は大丈夫です」とつづり、ファンを安心させている。