17歳のアリヤ・ジュタヌガーン（タイ）が、米国時間25日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で114人抜きを演じて見せた。

　米女子ツアー今季第2戦、ホンダLPGAタイランドで地元優勝を目前にしながら、最終日最終18番パー5でまさかのトリプルボギーを叩き、単独2位に終わったジュタヌガーン。悲劇のヒロインとなってしまったが、一夜明けて発表された世界ランクでは171位から57位へとジャンプアップし、今後の可能性を感じさせている。

　そのジュタヌガーンの自滅により、棚ぼたで大逆転優勝を手にしたインビー・パーク（韓）が4位から3位に浮上。この影響でステイシー・ルイス（米）が1つ順位を下げて4位となっている。

　1位ヤニ・ツェン（台）、2位チェ・ナヨン（韓）の上位2人には変動はなく、5位フォン・シャンシャン（中）以下も11位のクリスティー・カー（米）までポジションをキープしている。

　主な日本勢では米ツアー今季初戦を21位タイで終えた宮里藍が9位のまま。同じく初陣を33位タイで終えた宮里美香も10位と、それぞれ前週までと変わっていない。