申智愛（韓）が米国時間18日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で8位から6位にジワリと浮上した。

　全英リコー女子オープン2勝の実績を持ち元同ランクNo.1の申は、米女子ツアー今季開幕戦のISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンで、15歳のアマチュア、リディア・コ（ニュージーランド）の2週連続優勝を阻止。プロの面目を保つ今季初勝利を飾り、今後の飛躍が期待される。

　一方、同大会単独3位に終わったコだが、世界ランクでは4つ順位を上げて26位に浮上。1週前の欧州＆豪州ツアー共催のISPSハンダ・ニュージーランド女子オープンで、早くもプロの大会で3勝目を挙げた勢いに陰りはなく、末恐ろしい存在であることは間違いない。

　今季は米ツアーを主戦場にすることを決意し、開幕戦では初日4位タイと好発進しながら、週末に崩れて48位タイに終わった上原彩子は2ランクダウンの72位となっている。

　同大会最終日に7アンダー66を叩き出す猛追を見せ単独2位に食い込んだヤニ・ツェン（台）の1位は不動で、2位チェ・ナヨン（韓）、3位ステイシー・ルイス（米）も順位をキープしている。

　上原以外の主な日本勢は宮里藍が9位、宮里美香が10位、有村智恵が20位とそれぞれ変動はない。