米女子ツアー今季開幕戦、ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンは現地時間14日、オーストラリアのロイヤル・キャンベラGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。日本勢で唯一出場している上原彩子は7アンダー66をマークして4位タイと好発進を切った。また、15歳のアマチュア、リディア・コ（ニュージーランド）が10アンダー63を叩き出して単独首位に立っている。

　今季米ツアーに本格参戦したルーキーの上原は前半を3バーディ、1ボギーで回り2アンダーで折り返す。後半は10番、11番で連続バーディを奪うと、上がり4ホールで3つのバーディを奪取して7アンダー66。レベッカ・リー・ベンサム（カナダ）、イ・ミヒャン（韓）と並び、首位に3打差の4位タイと好位置につけた。

　この日最高のスタートを切ったのは先週、欧州＆豪州ツアー共催のISPSハンダ・ニュージーランド女子オープンで優勝したリディア・コ。前半を5バーディ、1ボギーで回ると、後半を1イーグル、6バーディ、2ボギーでプレーして10アンダー63をマークした。

　その他上位陣は、首位に1打差の単独2位にマリアージョ・ウリベ（コロンビア）、さらに1打差の単独3位に申智愛（韓）がつけている。

　このほかの注目選手では、ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1のヤニ・ツェン（台）が5アンダー68で回り8位タイ、同ランク3位のステイシー・ルイス（米）が4アンダー69で14位タイとまずまずのスタート。一方でリュウ・ソヨン（韓）、レクシー・トンプソン（米）は1アンダー72で56位タイ、ミッシェル・ウィー（米）は1オーバー74を叩き99位タイと出遅れた。