昨シーズンのフェデックスカップ王者ブラント・スネデカー（米）が米国時間11日発表の最新世界ランキングで6位から4位に浮上した。

　スネデカーは米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープン、ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンと立て続けに2位（タイ含む）に入った好調さを維持し、現地10日に行われたAT＆Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマで今季初優勝。今シーズンも大暴れしそうな予感を漂わせている。同大会単独2位のクリス・カーク（米）も110位から71位にジャンプアップした。

　欧州ツアー、ジョバーグ・オープンで復活優勝したリチャード・スターン（南ア）は94位から55位に躍進。2週後に行われる世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズ今季初戦のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権（現地20?24日／アリゾナ州、ザ・ゴルフクラブ at ダブマウンテン）の出場権を手に入れた。同大会2位のチャール・シュワーツェル（南ア）は18位から16位へとジワリと順位を上げている。

　1位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、2位タイガー・ウッズ（米）、3位ルーク・ドナルド（英）の上位3人に変動はないが、スネデカーがランクアップした影響でジャスティン・ローズ（英）が4位から5位に、ルイス・ウーストハウゼン（南ア）が5位から6位へと順位を落とした。

　主な日本勢では、藤田寛之が46位をキープ。一方で石川遼が87位から90位に、谷口徹は88位から91位にそれぞれランクダウンしている。