R.メディエート、シニアデビュー戦を白星で飾る!
2013年2月11日(月)午前10:11
昨年の12月に満50歳になったロッコ・メディエート(米)が、産みの苦しみを味わいながらシニアデビュー戦を白星で飾った。
米チャンピオンズツアー今季第2戦にしてフルフィールド初戦でもあるアリアンツ選手権は現地時間10日、フロリダ州のオールドC at ブロークン・サウンドを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日コースレコードの『61』をマークし後続を3打リードしたメディエートが、1アンダー71にスコアをまとめ、通算17アンダーで逃げ切り同ツアー初Vを達成した。
前日までの好調なプレーが影を潜め、後続にじりじりと追いつめられたメディエート。14番でこの日2つ目のボギーを叩いたところで、同ホールをバーディとしたトム・パーニスJr.(米)に通算16アンダーで並ばれる展開に。しかし17番でパーニスJr.が痛恨のボギー。すると2008年の全米オープンでタイガー・ウッズ(米)とプレーオフを戦い単独2位に入っているメディエートが最終ホールをバーディで締めくくり、シニアデビュー戦でいきなりツアー初優勝をもぎ取った。
「メディエートは人々を楽しませる素質を持ったエンターテイナー。彼のようなプレーヤーがツアーに彩りを添えてくれるのは喜ばしいこと」と敗れたパーニスJr.は脱帽しながら勝者を讃えた。
2打差の2位タイにこの日4つスコアを伸ばした昨季の賞金王ベルンハルト・ランガー(独)とパーニスJr.が入り、ディフェンディング・チャンピオンのコリー・ペイビン(米)は通算11アンダーでマーク・オメーラ(米)と並び4位タイに終わった。