米男子ツアーデビュー戦でいきなり優勝を果たしたルーキーのラッセル・ヘンリー（米）が、2週連続優勝に向けて最高のスタートを切った。

　米ツアー第3戦で本土初戦のヒューマナ・チャレンジは現地時間17日、カリフォルニア州、PGAウエストのパーマーC（PP）、ニクラウスC（NP）、ラキンタ（LQ）の3つのコースを舞台にプロアマ形式でスタート。前週のソニー・オープン・イン・ハワイで初優勝を飾ったヘンリーは好調さを維持し、ニクラウスCを8アンダー64で回って首位に1打差4位タイで初日を終えた。

　4番でピンを直撃するイーグルを奪ったヘンリーは「すごく自信を感じている。スコアがどうであろうとエネルギーも気持ちもまったく減らない感じがしている。プレーできる試合ではできる限りの気持ちとエネルギーを注ごうと思っている」と元気いっぱい。このまま快走しそうな勢いをのぞかせている。

　一方、クラブ契約をヨネックスからキャロウェイゴルフに一新し、今大会から米ツアーを主戦場に戦うことを決意して臨んだ石川遼（PP）は3バーディ、1ボギーの2アンダー70と今ひとつ。マット・クーチャー（米／LQ）らと並ぶ90位タイと思うようなプレーを披露することはできなかった。

　9アンダー63の首位タイに、ロベルト・カストロ（米／NP）、ジェイソン・コクラック（米／LQ）、ジェームス・ハーン（米／PP）の3人が並走。ヘンリー、グレッグ・チャーマーズ（豪／NP）、ダグ・ラベレII（米／NP）、アーロン・バデリー（豪／PP）の4人が1打差でこれを追っている。

　その他の主な選手では、マイク・ウィアー（カナダ／LQ）、ベ・サンムン（韓／PP）が5アンダー67で29位タイ。カリフォルニア州でのトーナメントを得意としているフィル・ミケルソン（米／LQ）はイーブンパー72と振るわず、122位タイと大きく出遅れている。

ヒュマナチャレンジ放送予定
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