米女子ツアーがようやく今季の全スケジュールを発表した。

　開幕戦ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン（現地時間2月14?17日／オーストラリア、ロイヤル・キャンベラGC）まで約1か月に迫った現地15日に明らかにされた今季の試合数は全部で28試合。2月に開幕、最終戦は11月のCMEグループ・タイトルホルダーズ（現地11月21?24日／フロリダ州、コース未定）で新たに3つの新規トーナメントが加わった。

　今季からスケジュールに追加されたのは、久々のテキサス州開催となるノーステキサスLPGAシュートアウト（現地4月25?28日、ラスコリナスCC）、初めてバハマで開催されるピュアシルク・バハマLPGAクラシック（現地5月23?26日、オーシャンクラブGC）、中国が舞台のレインウッド・パインバレーLPGAクラシック（現地10月3?6日、パインバレーGC）の3つ。全試合の約半分が北米で行われ、他はアジアシリーズやオーストラリアというグローバルなものとなっている。

　また、最終戦のタイトルスポンサーCMEグループとは2016年までの4年契約であることも発表。総額200万ドル（約1億7,600万円）、優勝70万ドル（約6,200万円）のビッグプライズが明らかにされている。

　日程発表がここまで遅れたことでスポンサー探しに苦労したことは明らかだが、結果として試合数は増えている。米ツアーとは言いながら米国以外の選手の活躍も目立ち、他国でのスポンサー探しや会場決定に追われたこともさらけ出すことにはなったが、選手たちの戦う場所だけはきちんと確保できたようだ。