ルーキーR.ヘンリー奪首! 谷原22位タイ、池田&松山らは予選落ち
2013年1月12日(土)午後2:41
ルーキーのラッセル・ヘンリー(米)が2日連続『63』の好プレーでトーナメントをリードする一方で、日本勢は谷原秀人ひとりが気を吐き、期待の松山英樹らは予選落ちに終わった。
米男子ツアーの2013年シーズンフルフィールド初戦、ソニー・オープン・イン・ハワイは現地時間11日、ハワイのワイアラエCCを舞台に日没サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を終了。第2ラウンドを単独2位からスタートしたヘンリーが、ノーボギーの7アンダー63をマークしトータル14アンダー。初日トップのスコット・ラングレー(米)、スコット・ピアシー(米)に2打差をつけ単独首位に躍り出た。
その他上位には通算11アンダー単独4位にマット・クーチャー(米)が続き、通算10アンダー5位タイにティム・クラーク(南ア)、チャールズ・ハウエルIII(米)、クリス・カーク(米)の3人がつけている。
ヘンリーは昨季のウェブ・ドットコム・ツアー(下部ツアー)で賞金ランキング3位に入り、今季メジャーツアーに昇格したばかり。大会初日は「シーズンがこれから始まると思うと、もの凄く緊張した」と初々しい表情を浮かべたが、2日目は「リラックスしてやるべきことをきちんとやれた」と達成感を滲ませた。
日本勢は71位タイと出遅れていた谷原秀人が6バーディ、1ボギーの5アンダー65の好スコアで通算5アンダーまで伸ばし22位タイにジャンプアップ。楽々予選を通過し決勝ラウンドの戦いに期待を持たせたが、第1ラウンドを1アンダー69でクリアしていた池田勇太(10番スタート)は、1番で痛恨のトリプルボギーを叩き後退。イーブンパー70にスコアをまとめたものの、通算1アンダーはカットラインに1打届かず、無念の予選落ちに終わった。
また、賞金シードを逃し背水の陣で今シーズンに臨んでいる今田竜二は3バーディ、1ダブルボギーの1アンダー止まりとなり、通算1オーバーで決勝ラウンド進出ならず。注目の松山はこの日だけで2イーグル(9番&18番)を奪うも、前半のボギーが響き1アンダー69とスコアを伸ばし切れず、通算3オーバーの下位で予選落ちが決まっている。