世界No.1のR.マキロイが基金設立!
2013年1月11日(金)午前11:00
世界ランクNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)が現地時間10日、『ザ・ローリー・ファウンデーション』の立ち上げを発表。世界中の子供たちのために、本格的なチャリティ活動に乗り出した。
マキロイは2年前に大地震で被害を受けたハイチを訪問し、子供たちを助ける気持ちを強くした。その2週間後、全米オープンで通算16アンダーという大会記録を叩き出してメジャー初優勝。大きな飛躍を遂げている。
そんな経験を経て、世界ランクNo.1となった今、マキロイはチャリティの立ち上げを決断。その活動について熱く語った。「自分が若い頃、両親は僕に大好きなゲーム(ゴルフ)をさせるために、すべてを犠牲にしてくれた。家族によるこのサポートがあったからこそ、僕は夢を追いかける機会を得られたんだ。でも、子供たちみんながこんな風にしてもらえるわけではないのはわかっている。ザ・ローリー・ファウンデーションでの僕の狙いは、大なり小なり、世界中の子供たちをサポートすること。子供たちに手を差し伸べることなんだ」と両親への感謝と子供たちへの愛情を示した。
チャリティ活動はまず“ザ・シックスバッグズ・プロジェクト”から始められる。これはマキロイがプレーする最初の6試合でチャリティの名が書かれたバッグを1つずつ使用。大会期間中これがオークションにかけられ、その代金がチャリティに当てられるというものだ。
マキロイの今季初戦となる欧州ツアーのアブダビHSBC選手権(現地時間17?20日/UAE、アブダビGC)では、“北アイルランド・キャンサー・ファンド・フォー・チルドレン”の文字が刻まれることになっている。